うまくいかない現実に、ありがとう。

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

言葉にすると、

うまく伝えられないのですが

 

それでも、どうしても湧き上がるものがあるので、ひとつひとつ言葉にしながら書いてみることにします。

 


 

そこそこ良い感じの人生じゃなく

 

自分がほんとうに求める幸せを感じつくし

 

心が通いあう人と共に

最高の人生を送りたいと

 

本気で、そう思うのならば

 

目の前のことが

うまくいったり

 

目の前のことを

うまくやることよりも

 

もっと、ずっと大切なことがあって

 

それが

うまくいかない現実をとおして

何を知るのか?

 

ということだと感じています。

 

 

地味でパッとしない響きがあるけど、

 

本当に

「何を知るのか」が、とても大切な別れ道になると思います。

 

 

私は、自分自身を「世の中に自分を合わせることのできない、不器用なタイプ」だと思っています。

 

これまでの人生で、頭で考えて

常識的にはこれが正しいから、世の中ではこう言われているからこうしよう、とした時に、何度も何度も挫折を経験してきました。

 

正しいとされていることをやっても、うまくいかないというのは、私にとって絶望以外の何物でもなかった。

 

でも、「うまくいかないことがあるたびに自分を責めるクセ」を徐々に無くしていったときに

 

うまくいかない現実が、単なるメッセージであるということに気づくようになりました。

 

うまくいかないのは、

 

自分に向いていないことをやったり

自分がやるべきじゃないことをやったり

自分が本当に心から望んでいないことをやっているとき

 

メッセージとして、

「それじゃないよ」
「そっちじゃないよ」

と教えてくれているだけなんだと。

 

そして、なぜそんなに自分に向いていないことをやっているのか?という理由を、自分の内側に探しにいきました。

 

結局のところ

自分に向いていないことをやっていたのは、

 

自分がダメである理由をつくるためでした。

自分がダメである、という証拠をつくるためだったのです。

 

 

ほら、やっぱりできないじゃん

やっぱり自分はダメなんだ

 

この形を保つためだったのでした。

 

 

自分にはできない

だから、自分には価値がない

 

幼い頃、自分の置かれている状況に混乱し、そんな自分を納得させるために、自分に言い聞かせてきたことでした。

 

私がこんなふうに扱われるのは

私がダメだからだ

 

私がこんなに無視されるのは

私に価値がないからだ

 

私が言うことを受け止めてもらえないのは

私に存在価値がないからだ

 

居ても居なくてもいい、

そんな人間なんだ。

 

 

だから、

誰かの役に立たなければ

存在価値がないんだ

 

 

これが、私が身を削る生き方をし始めた理由でした。

 

 

幼い頃に作ってしまった思考パターンは、無意識に発動するので

意識してもなかなか変えられない。

 

私は

それでも

なんとかしたいと感じ

いろいろな方法を模索してきたのでした。

 

ひとつひとつ、

違和感から目をそらさずに向き合い

 

ひとつひとつ、

解除していく。

 

解除すると

これまで緊張していたカラダがゆるみ

 

固くなったカラダにとじこめられていた「感情」が、あふれだす。

 

感情のエネルギーを外に出してあげるたびに

 

少しづつ、過去が清算され

 

生まれ変わっていく。

 

生まれ直していく。

 

それを繰り返し、

要は、

エネルギーを解毒しながら、進んできました。

 

自分が大きく飛躍する前には、さらにこれが顕著になるのも感じています。

 

それでも、私はこの数年間で

怖くて怖くてたまらない自分の内側にあるものと対峙し、それを乗り越えた先が、どれだけ幸せになるのかを知りました。

 

「逃げる」とか「見ないようにする」という選択肢が

 

私の中には、もうありません。

 

 

それに

経験上、うまく行ったときよりも

うまく行かなかったことでの学びが大きかった。

 

なので今では、うまく行かない現実がやってくると、ありがたいと思うようにすらなりました。

 

そこでもし、うまく行ってしまったら、

 

私はおそらくズレたまま

たいして学ぶようなこともないまま

望んでいるのかどうかわからない道を、錯覚したままダラダラと進んでいってしまう。

 

 

うまくいかないからこそ

壁にぶち当たるからこそ

 

それをどう解釈し、乗り越えるのかを

 

試行錯誤し、学ぶことができるのだと思います。

 

 

私は、それを続けることで

他の方から相談されたときにも、

どういう視点でとらえ、どう解釈すればいいのかをお伝えできるようになっていきました。

 

今のわたしにとって、うまくいかない時期の経験が、貴重な人生の財産になっています。

 

今、壁を感じている方

思うように進めていないと感じる方

 

自分を信じられない方

自分を責めてしまう方

他人とうまくコミュニケーションできない方

 

大丈夫。

乗り越えられます。

 

そして、必ず乗り越えた先に

あのとき向き合ってよかったと、そう思える地平が待っています。

 

 

剣れいや

 

 

「うまくいかない現実に、ありがとう。」への 1 件のコメント

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