こんにちは。
剣れいや（つるぎれいや）です。

 

 

人生がうまくいかないとき

落ち込んでしまったとき

 

 

どんなときも世界は、つねに

あなたにメッセージを送っています。

 

 

 

なんて言ったら

ちょっと大げさに聞こえるでしょうか？

 

 

でも、意外とあるんですよ。

日常の中に、あなたに向けたメッセージが。

 

 

 

「そんなこと言われても・・・」

 

という声が聞こえてきそうなので

 

 

 

メッセージが存在するということが

どういうことなのか ？

 

という点を、現実世界の例えでご説明してみましょう。

 

 

現実に使われる「暗号」という名のメッセージ

 

Google は、新しい人材が欲しいときに、マニアックな求人広告を出します。

専門用語がわからない人には、応募することさえできないような求人広告。

 

 

その言語を知らない人は

「？？？」となって、スルーしてしまう

 

むしろ、記憶にも残らないような

「よくわからない記号が並んでいるだけの求人広告」の看板を、平気で出したりするんですね。

 

 

でも、専門用語を知っている人は

「お！？」

って気づく。

 

そして、サイトにアクセスして

暗号を解くようにササッと応募してしまうのです。

 

 

 

Google の例は、特殊すぎますかね？

 

 

 

では、私たちの身近で実際にある例を見てみましょう・・・

 

 

たとえば警察官の人は、

警察官同士でしか通じない「暗号」でやりとりします。

 

 

その暗号は「数字」。

 

 

事件の種類によって「数字の組み合わせ」が決まっていて

会話の中でその「数字の並び」を使うのです。

 

 

その他、スーパーやデパートでも

業務連絡に使われる合言葉や

雨の日や、特殊な状況下だけに流す合図の音楽

 

 

こんなものが暗号として使われます。

 

 

これらの暗号は、必要な情報を、必要な人に伝えるためのメッセージです。

 

 

しかし、それがメッセージであることを知らない人にとっては

なんのことだか分からない、意味不明な言葉の羅列に感じられたり

 

ただのBGMだと思って聞き流してしまうようなものです。

 

 

 

こんな感じで

「知っている人にしか分からないメッセージ」

「知っている人に伝えるためのメッセージ」

というのが、現実的に存在しています。

 

 

 

実は、私たちの日常

私たちの人生でも、同じなんです。

 

 

何を言いたいのかというと

 

あなたの人生を導いてくれるメッセージが

何気ない日常にひそんでいるんですよ、ということ。

 

 

 

私自身も、行き詰まったり

「何かヒントないか？」

と思っている時に

日常の中の暗号を探してみるのですが

 

意識をセンサーのようにしていると

けっこう受け取れるものです。

そうとう役に立っています。

 

その暗号は、まるで

道に迷ったときの立て札や

森で迷った時に、誰かが道しるべとして置いてくれた小石みたいな役目を果たしてくれます。

 

 

私は、人生を思い通りに生きることは、暗号を解読するプロセスのようなものだと感じています。

 

人生は巨大な迷路のように、私たちを翻弄します。

 

たとえ周りの人たちと同じ人生を送ることに違和感を感じたとしても、それ以外の道がどこにあって、自分にとっての答えがなんなのか、かいもく見当がつかないものです。

 

 

そんなとき、人生のメッセージとしての暗号を解読できれば、現時点のヒントが得られるわけです。

 

 

しかし、その暗号は

 

常識に埋もれて生きていたり

何となく周りに流されて

何の疑問も持たずに生きていると

見落としてしまいます。

 

シャーロックホームズの言葉

私は中学生の頃に「シャーロックホームズ」にはまっていて、小説を全巻読んだのですが、その中で探偵のホームズが、友人のワトソン医師に言っていた言葉を思い出します。

 

「ワトソン君、君は見ているだけなんだ、観察をしていない」

 

ホームズは、真実にたどりつくためには、ささいなことにも注意を払い、つぶさに観察する必要があるのだと言っていたようです。

 

 

私は、人生も同じだと思うのです。

 

自分の人生を、周りの人の意見や世の常識に流されるように、ただ漠然と生きていくのと

 

「みんなが信じているコレは、本当に真実だろうか？」

「何か他に、ヒントはないだろうか？」

とじっくり観察しながら、

 

人生のヒントを求めて

自己探求しながら生きるのでは

 

 

見えてくる景色も

選べる選択肢も

最後にたどりつく地点も

まったく違ってくるのです。

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

剣れいや（つるぎれいや）