女性性を開花させるには、内なる男性性のエスコートが必要です

こんにちは。
剣れいや(つるぎれいや)です。

 

今回は、久々に女性性と男性性について書こうと思います。

 

まあ、なんでもかんでも女性性と男性性の話に持っていく私ですから、そんなに久々じゃないかもしれません。

 


女性性に意識を向ける前にチェックするポイント


「女性性が開花すると、ありのままの自分に幸せを感じられるようになる」

と、ちまたでは言われているようですね。

 

確かに、女性性のエネルギーが発揮されていれば、自分や相手の存在自体をジャッジせずに受け入れることができるため、無条件に幸せを感じることができます。

 

「何も成し遂げてなくても、いい。ここに存在していることがすばらしいのだから」

と。

その幸せを感じるためには、女性性のエネルギーが機能している必要があります。

 

ただ!!!

勘違いしてほしくない点があります。

ひたすら「存在しているだけで素晴らしい」ということや「受け取る」ことにフォーカスするだけで、存在の素晴らしさに気づいたり、女性性が開花するわけではないのです。

そういうことをする前に、チェックするべき点があるのです。

 

あなたの中の男性性は、女性性の味方をしていますか?

 

女性性が安心して幸せを感じるためには

自分の中の男性性が、女性性の味方をしている必要があります。

自分の中の男性性が女性性に暴力をふるっている状態では、女性性は日々ストレスを抱えてしまい「幸せを感じる」どころではありません。

 

自分内DVが起きているときの無意識の思考

自分の中で暴力がふるわれている、つまり自分内DVが起きていると・・・

 

私はダメだ。

私は何もできてない。

〇〇さんはもう、あんなに成功しているのに

〇〇さんなんて、とっくに〇〇になっているのに

私は、なんでいつもこうなんだろう!

私も早くなんとかしなきゃ!

 

というような、恥じるような、焦るような、落ち着かない気持ちになります。

そんなとき、気づいていないかもしれませんが、頭の中で

 

お前はダメだ。

お前は何もできない。

〇〇さんはもう、あんなに成功しているぞ

〇〇さんは、とっくに〇〇になっているんだぞ!

お前は、なんでいつまでたってもそうなんだ!

お前も、とにかく早く結果を出せ!!

 

みたいな、言葉の暴力事件が起きているのです。

 

もし心当たりがある場合は

まずは、意識し、発見し、自覚しましょう。

 

何かと、誰かと、比較することで、あなたをダメだと言ってくるその声は

女性性を傷つけるだけで何も生み出すことはない、ただの暴力です。

 

 

世間では

「女性性を使って幸せになるためには、受け取ることを意識しましょう!」

「あなたは存在しているだけで価値があるのだから、ただ受け取ればいいのです」

みたいなことを言われることがありますが、

 

もし、自分内DVが起きているのであれば、周りから受け取っている場合ではありません

 

自分内DVが起きている状態で「あなたは、ただ受け取ればいいのです」という言葉を信じると、なぜダメなのか?

自分内の話だとイメージしづらいかもしれないので、たとえ話にしてみますね。

 

ある家庭で、奥さんが夫から言葉の暴力を受けていました。

奥さんは精神的にボロボロになり

「もうムリ。こんなの耐えられない。大切にされたい!そして幸せになりたい!」

と思いました。

その後奥さんは、相談した相手から、こんなアドバイスを受けました。

「あなたは、もう頑張らなくていいの。ただ受け取ることを意識しなさい。あなたは何もしなくていいのよ」

それを信じた奥さんは、友達や、近所のひとや、実家から「あげるよ」と言われたものをどんどん受け取るようになりました。

 

・・・・

それで、この奥さん、幸せになれたと思いますか???

 

私としては

「例のDV夫はどうなった!?!?」と聞きたいです。

 

私がご指摘したいのはそこなんです。

とにかく、まず、自分内DVをやめることが大切なのです。

最優先事項です!!!

 

自分内DVは癖になってしまっているので、一時的にやめられてもまた無意識に起きます。

なので、根気よく対処していく必要があります。

 

自分内DVをしてくる男性性の言葉なんかに、耳を貸す必要はありません。

自分を攻撃してくる声に、

「NO!!」ということが大切です。

 

そして、根気よくそれを続け、

DV夫を改革するのです。

 

これまでやりたい放題だったDV男性性は、実は偽物です。

 

 

つまり、自分内のDV男性性を

レディファーストを徹底する紳士

プリンセスを護るために戦う騎士

女主人に仕える執事のような

サポーター的な存在へと、根底から変えていく必要があるのです。

 

 

過去の記事で、何度も何度も何度も・・・・!言っていますが

 

本来の男性性のエネルギーは、

女性性を攻撃するためではなく

女性性を快適にエスコートするために存在するべきなのです。

 

本来の男性性の役割「あなたの幸せのために、全力でサポートさせていただきます」なのです。

DVしつづける男性性とか、有りえなくないですか?

冗談じゃないですよね。

 

 

男性性のエネルギーは、のエネルギーに分けられます。

 

は、情熱、生命力、達成するためのエネルギー。

は、状況を判断、分析、整理するエネルギー。

 

女性性が求める、物質的にも精神的にも満たされたいという望みを、

男性性が、あらゆる行動によって叶えてあげるのです。

 

だから、自分が満たされ、幸せになる。

そんなあなたの鏡として、周りの人も幸せな人ばかりになる。

 

私が過去にやっていた「ひとりデート」なんかも、自分の中の女性性を満たしてあげるためのものです。

そろそろまた、やろうかなと思っています。

 

もちろん、自分で男性性のサポートエネルギーを発揮することは、勇気がいることです。

なので「誰かにやってもらいたいなー」と任せたくなる気持ちも、わかります。

 

でも、男性性エネルギーを誰かに委任する限り、自分の人生の主導権は、相手に渡ってしまうのです。

それが、共依存という状態を生み出します。

 

だから、私は、男性性の外部委託はオススメしていません。

 

むしろ、自分の中の女性性を全力で守り、自分の中の女性性が望むことを、全力で叶えてあげるんだという強い意思を持つことで、あなたのココロの鏡として、ほんとうにサポートしてくれる人が現実に現れたりします。

 

どんなときでも

自分の思考、言葉、行動が変われば、周りは勝手に変わっていきます。

 

まずは自分の内側を円満にし

自分の思いから、スタートしましょう。

 

 

剣れいや(つるぎれいや)

 

 

「女性性を開花させるには、内なる男性性のエスコートが必要です」への 2 件のコメント

  1. 剣れいや様

    はじめてコメントさせていただきます。
    この「女性性を開花させるには、内なる男性性のエスコートが必要です」の記事、今読みました。とても今の自分にドンピシャだったので、思わず涙が出てきました。希望になる記事を書いてくださり、本当にありがとうございましたm(__)m
    取り急ぎお礼まで。

  2. 男性性と女性性のバランスに悩み、こちらに辿り着きました。自分の中の女性性が望むことを叶えてやるんだ!と頑張っていたのですが、その男性性の部分の自分が疲れてしまっています。対応できない自分が不甲斐なく感じたり、その状況に拗ねてしまっている女性性の部分があります。つるぎさんの記事で、少し気持ちの整理がつきそうです。ありがとうございます。

ゆうか へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です